このページを編集する

パープルゴールド、ピンクダイヤモンド、希少石など世界でここだけしか見つからないオリジナルジュエリー専門店|TDファクトリー 上野御徒町

ブログ

中国の健康法-冷たい飲み物を飲まない
2018年01月27日
こんにちは、ショールームの坂本です。
最近、中国に出張することが増えてきました。
夜、上司や同僚と食事をする時に、ビールを頼むことが多いです。日本では、当たりの前のようにキンキンに冷えたビールが出されますが、中国のレストランでは、店員さんに「冷えたものをください」と言わないと、注文したビールが室温のぬるさで出てくることが多いです。お店によっては冷えたビール自体が用意されていないところもあり、なかなか手に入らないこともあるんだとか。
中国では「冷え」を徹底的に嫌うという漢方医学的見地から、もともと冷やした飲み物を飲む習慣がありません。私が子供の時に、夏場なのに、温かいオレンジジュースを飲んでいました。
実は、これほどまでに中国人が冷たいモノを嫌うようになったのは、
三国志の英雄、曹操(そうそう)が関係しているという説があります。
3世紀の頃、中国では、寒食節(かんしょくせつ)という行事がありました。
それは、春秋时期に忠実な大臣-介子推という人がいて、最後に誤って焼死された人を記念するために、
火を使った料理を食べないという習慣です。
しかし、冬至は大体、12月22日前後、寒さのど真ん中の時期です。
その寒い中で、冷たい食事をするので寒さの厳しい北方では、
老人や病人、子供に体調を崩す人が続出しました。
それを聞いた合理主義者の曹操は激怒しました。
「たとえ昔からの習慣でも体の弱い人間を痛めつける習慣は許さん
すぐに止めさせろ、寒食節は禁止だっ!!」
しかし大昔からの習慣はなかなか改まりません。
そこで、曹操は寒食を続ける人間に厳しい罰を与えました。
「家の主人で寒食をしたものは、半年間の重労働に処す!
役人がそれを見て止めないなら百日の重労働、
県令がそれを黙認したら1か月の減俸処分とする!!」
これには、頑固に寒食を守った人々もたまらなくなります。
さすがの古来からの習慣も減俸が怖い県令や役人が率先して
中止させていく事で、次第に治まっていきました。
こうして、人々は寒い冬の間、火を絶やす事がなくなり、
老人や子供、病人が調子を崩す事も減ったという事です。
これは、曹操の成した善行と言っていいでしょう。
中国人は、今度は反対に、冷たい食べ物を恐れるようになります。
やがて、冷たいモノは体を冷やして万病の元になるという
俗説が広がっていき、冷たいモノはタブーになっていったのです。
それは、現代の中国まで尾を引き、はるか昔に曹操が禁じた、
寒食のせいで、中国人はキンキンに冷えたビールを飲む事が、
心理的に抵抗があるようになったと言われています。










タグ: 中国  健康法  冷たい食べ物  冷たい飲み物  寒食節